ひきこもりのマーロン

マーロンの雑記ブログ

ロバート・グラスパー

 私がロバート・グラスパーの音楽に出会ったのは、Youtubeで新たなアーティストを求めて探索していた時だった。

最初は、ロバート・グラスパー?誰でしょう?

 そんな感じだったのだが

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 この「I Stand Alone」を聞いたとき、曖昧な感じだが何か良い・・・。

それが始まり。

 

ロバート・グラスパーはJAZZの人?

ロバート・グラスパーは、ヒップホップ系の人だと調べる前までずっと思っていた。

しかし、ジャズ・ピアニストであることが分かったが、ここで一つ疑問に思った。

          

「あれはジャズなのか?」

 

確かにレビューをみても「ジャズでない」という人たちも少なからずいる。

この感じ方は、間違っていなかったのかも・・・。

しかし「ジャズの革命児 ロバート・グラスパー」と書かれているのをよく見かける。

今まで、当たり前になかったものだったのだろう。

「これはジャズなのか?ジャズじゃないのか?」という議論もよくあるみたいだ。

きっと、あれもジャズなのだろうと。

 

エクスペリメント?トリオ?

ロバート・グラスパーを聴くにあたって

ロバート・グラスパー エクスペリメント」と「ロバート・グラスパー トリオ

の2つのユニットが出てくる。

 

私は、最初に「Black Radio 2」(冒頭の「I Stand Alone」収録)を手にとって聞いていたが、ほかの音源も気になったので「Double Booked」を聞いたのだが、

 

おや!?イメージしていたのと違うぞ

 

と当然といえば当然だがこの「Double Booked」は、「ロバート・グラスパー エクスペリメント」と「ロバート・グラスパー トリオ」の両方のユニットの曲が入っている。

おかしいなと思ったのは、ロバート・グラスパー トリオのNo Worriesだったのだ。

ロバート・グラスパー トリオ」の曲は、私の勝手な決めつけだがジャズっぽい、これがジャズだといった感じ。ピアノ、ベース、ドラムの王道のジャズバンド構成で、ジャズ・ピアニストとしてのグラスパーを聞きたいならトリオのほうが良い。

それに対して、ヒップホップの要素が強い「ロバート・グラスパーエクスペリメント」だ。

ロバート・グラスパーの曲を聞いたことがないなら、2つのユニットの音が聞けるこのCD「Double Booked」が私のおすすめ

 

特におすすめの1曲

私が、ロバート・グラスパーの曲をおおよそ聴いていって一番おすすめの曲がある。

ダイアン・リーヴスの「Dreams feat. ロバート・グラスパー」だ

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この曲を聴くまでダイアン・リーヴス のことを全く知らなかった。

彼女がグラミー賞を何度も受賞している大物ジャズシンガーなんてさっぱり。

知れてよかったと思う。

 

私は、見事にロバート・グラスパーが架けたジャズへの橋を渡ってしまっていたのだ。