ひきこもりのマーロン

マーロンの雑記ブログ

読書

読書とはー齋藤孝『読書力』ー

齋藤孝『読書力』 読書とは 読書をするとはどういうことなのかこの本ではわかる。読書を趣味として楽しむ人もいる。娯楽としては確かにあるが、この本では、自己形成の手段になるといっている。 何のために読書をするのか。読書をすると何がよいのか。こうし…

忘れない読書をするために

読書を読書体験にするための読書術の本。 読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版] 作者: 奥野宣之 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/11/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (8件) を見る 奥野宣之『読書は1冊のノート…

マシュー・ウォーカー『睡眠こそ最強の解決策である』

睡眠こそ最強の解決策である 作者: マシュー・ウォーカー,Matthew Walker 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2018/05/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る マシュー・ウォーカー氏の『睡眠こそ最強の解決策である』を読みました…

代助どっちどっちどっち~夏目漱石『それから』よんで~

夏目漱石の『それから』を読み終えた。 代助が親友の妻である三千代に恋をする。 そのときの代助の感情表現の部分が気になった。 凡ての娯楽には興味を失った。読書をしても、自己の影を黒い文字の上に認める事が出来なくなった。落ち着いて考へれば、考へは…

ちゃんと伝える曖昧に~金田一春彦『ホンモノの日本語を話していますか?』を読んで~

金田一春彦の『ホンモノの日本語を話していますか?』を読みました。 この本は日本語について例を出して紹介されているのですが、その中から特に気になったものを紹介したい。 「ちょっと」という対応 第2章の「日本語に表れる日本人の性質」から 自分が留…

夏目漱石「こころ」読書中。その3

夏目漱石『こころ』が読了しました。 先生の遺書の中で、友人Kが我慢と忍耐の違いを理解してないのではないか先生が思った部分が、自分にも重なるところがあったので印象に残った。 我慢と忍耐について『こころ』では、次のようにある。 肉体なり精神なりす…

夏目漱石「こころ」読書中。その2

imarlon.hatenablog.com 前回から『こころ』の「中 両親と私」まで読書を進めた。 『こころ』についてと脱線 後半の部分で、先生自身が「私は亡くなっているかもしれない」と書かれた手紙の場面で、一気に物語として面白くなってきた。 そのまま「下 先生と…

夏目漱石『こころ』を読書中

青空文庫で夏目漱石の『こころ』を読んている。 読書しなかった私は、とても読むのが遅い。今日は、上21章まで読み進めた。間違っているかもしれないが、自分が感じたことを少し書こうと思う。 先生は、学問を学んだのにその道には進まなかった。しかし、学…

姜尚中『悩む力』を読んだ

imarlon.hatenablog.com姜尚中『悩む力』を読み終わりました。 いろいろと気づきをもらうことができました。1つ目の気づきは知性について 知性がどういうものかを取り上げている。 「まず情報通は知性なのか?」と問いがある。 私の情報通のイメージとして、…

姜尚中『悩む力』を読書して

悩む力(姜尚中著)を読んでいる。まだ2章までです。ここまでの感想を残します。 行動することに価値を見出している現代。「悩むなら行動」、「時間を有限」と答えを探すと最もらしい答えに納得する自分がいて、わかってはいるものの焦って逆に進めなくなる。 …

数の悪魔[エンツェンスベルガー] 感想とメモ

数の悪魔(エンツェンスベルガー著)を読了したので、感想とメモをここに記す。 物語は、主人公のロバートが夢にうんざりしているところから始まる。 夢では、ろくな経験ができなくて、夢の中でさえ欲しいものが手に入らない。さらには、もはや慣れてしまっ…

羽生善治「決断力」 メモと感想

「読了おめでとうございます」 「ありがとうございます」 「今の感想をお聞かせください」 「・・・・・・。」 「本の内容をどう生かしたいですか?」 「・・・・・・。」 「ハッ!?キスアプローチ!!!」 本の中から参考になったこと 箇条書きで ドンッ …